否が応でもなく 水頭症なんだと言う事実は目の前に突きつけられた。
ただ 赤ちゃんの頭蓋骨はくっついていないので
圧が加わっても 頭を広げて圧を逃がしているので
頭痛のような痛みは おそらくないだろうと言う話しが唯一の救いだった。
時々 目を開けてくれたり 手足が動くようになってきたある日、
予てから希望していた個室に移動できることになった。
NICUでいると 両親以外の面会ができず
チビちゃんの時間が残り少ないのなら
家族で過ごしたいと思ったからだ。
それは 諦めではなく 一緒に過ごす事で
チビちゃんに何かを感じてもらい 頑張ってもらいたかった。
個室に移ってからのチビちゃんは
以前と比べようがないぐらい手や足を動かし
起きている時間も長くなっていった。
寝ながら笑ったり 呼吸器がついているため声は出ないが
明らかに泣き顔だと分かる顔をしたり
嫌なことをされると 嫌そうな顔やしかめっ面をしたりと
どんどん表情豊かになっていった。
ミルクの量も 最初の頃に比べるとかなり増え
少しずつ少しずつ顔色もマシになり
お肉もついてくるようになった。
Dr.も看護士さんも 驚いていた。
「いい意味で予想を外してくれました」
と 言っていた。
個室にいる間 抱っこをしたり お風呂に入れたり
オムツを換えたりとやっと子育てらしいことが
たくさんできるようになった。
チビちゃんの体は 病院の肌着では大きすぎたために
長肌着を何枚も作っては着せ 汚れては洗濯し
毎日毎日 ゆうちゃんに会いに行った。


朝から夕方まで時間が許す限り
チビちゃんのそばにいて チビちゃんに話しかけ
「頑張れ、頑張れ」と祈り続けた。
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