2008年8月22日金曜日

点頭てんかん、ウエスト症候群

『点頭てんかん(ウエスト症候群)』について ネットで調べてみると
『てんかん』の言葉は知っているものの
中身は全然知らなかったんだな~と
改めて 自分の無知さを知りました。

そして 日本てんかん協会を知り 
点頭てんかんについての本があるということで
早速送ってもらうことに。


だけど チビちゃんの動きをネットで調べていれば
もっと早く病院に連れて行けたのにな~と
今から思えば残念な事をしました。。。
薬を飲むまで チビちゃんの頭の中は大変な事になってて
しんどかっただろうな~と思うと 申し訳なさでいっぱいになりました。


点頭てんかんについて 少し書いておきたいと思います。

まずは、点頭てんかんの「点頭」とは、うなづくと言う意味だそうです。

眠りに入るときや目覚めた直後に、うなずくような首の動作と、
手足をつっぱらせたり、手を上下に振るなどの動きが
同時に繰り返し見られる症状で、シリーズを形成し
1シリーズは十数秒~数分続き 一日に数シリーズ起こります。

チビちゃんの発作は 最初 覚醒直後に起こっていましたが
入眠時へと変わりました。

脳波検査をすると、『ヒプスアリスミア』という波を
激しく尖ったような異常波が見られます。

点頭てんかんは 生後4カ月~1歳ころの小児に発症するもので
それ以外に起こる発作は別名がつけられます。 
精神遅滞(知的発達が十分に達成できない)や、
知的退行(獲得された知的能力が再び失われる)を起こすことが多い
予後不良の難治性てんかんなのです。
そして 別名『ウエスト症候群』とも呼ばれています。

約半数は 2~3歳ころになると他のてんかんへと移行します。

点頭てんかんは 完治する治療方法はなく
抗てんかん薬 又は、ACTH療法が最も有効な治療法となっています。


チビちゃんは 薬の服用では発作が抑えきれなかったので
ACTH療法を行うことになりました。

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